IBM「次世代」マイクロチップを開発
昨今、コンピュータやタブレット、スマートフォンの能力は多岐にわたっている。15年前までは映画の観賞や高性能なゲームを遊ぶのには不十分であった。コンピュータチップテクノロジーは近年急成長している。今では、スマートフォンで映画配信を楽しめ、膨大なデータを蓄積することができる。IBMは重要な性能の45%を占めるチップを開発した。今では75％以下のエネルギーで使用が可能になっている。この改良は環境にやさしく、バッテリーはよりエネルギーを節約できる。この技術は携帯端末のバッテリー寿命を4倍にした。おかげで、スマートホンの充電は4日に一回で済むことになる。
IBMはこのチップの軽量化について、さらにすさまじい向上をさせている。2nmのマイクロチップの開発である。コンピュータエンジニアたちはnmを使ってチップの大きさを確かめる。1nmは1ｍの1/1,000,000,000だ。一つのチップの大きさは2nmであり、まさに「爪先サイズ」である。「半導体産業は14nmから10nm、果ては7nmになるだろうね。一部では7nmもう実現しそうなんだ」とコンピュータ専門家のPeter Ruddenは語った。 「IBMの新しいチップはAI（人工知能）を発展しうるだろうね。チップのおかげでより多くの情報をデータセンターは蓄積できるようになるだろう。データセンターは世界の電子部品の1%に使われているんだ。」
